役所の人が威張るのはどういう時か


ワインバークの本は結局何が言いたいのかさっぱり読み取れないのであんまり好きになれない。
これも何の本だかよくわからなかった。

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

が、1箇所だけすごい納得したところがあって、役所の人とか、民間企業でもいいんだけど、こっちはまっとうな要求をしているつもりなのに、全く聞く耳を持たないだけでなく、偉そうに開き直ってくることがありますでしょう。あれは何なのかというのを解明してくれている。

P-114たいていの官吏が腹を立て、したがって不作法に振る舞うのは、重大な決定をくだす
権限を与えられていないときだ、という話をどこかで読んだ記憶があった。
役人たちが不作法にするのは、人がまったく筋の通った要求をしているのに、それを
満たしてやることができないほどに自分たちが隷属的な立場にある、ということを
思い出さされてしまうからだ、というのである。

問題を解決する手段がない人がクレームをつけられたら、自分の精神を守るために開き直るしかないのね。謝るだけ損だものね。