2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「師」の共通点とは

本を読んでいると、年に一人ぐらい「ああ、俺はついに、師に出会ったのだなぁ」と感じさせてくれる著者に出会う。 自分の「師に出会ったのだなぁ」のツボはどこにあるのか考えてみると、 マイノリティである デタラメを教えているメジャーな人たちを激しく嫌…

「データベース設計論」を読む(2)

さりげなく導入された"MO" 「データベース設計論」P-103を見ると、"R"(=resource),"E"(=event), "VE" 以外の器の型(?)として、"MO" というのができたことがわかる。 一見VEのようだが、VE は entityの中の不純なアトリビュートを排除することを目的とする…

ホンダがT字形派のエンジニア募集

http://www.honda.co.jp/expert/boshu/HGT/当たり前だが、やはり実践されている技法なのだなあと。 ホンダ以外にも、オリンパス・オムロン・住友電工などが社内システムをT字形で構築している模様。

「お持ち帰りご注文用紙」をT字形ER図にする

スキャナを買ってきた。これから時々手書きT字形ER図を描いては公開します。 ツールで描いているとぜんぜん思ったとおりの絵にならないので、汚いけど手書きで行きます。 初回の題材は、以下のページの問題。 楽々ERDレッスン 第1回:「お持ち帰りご注文用紙…

画像アップロードの練習

ジャカランガの木

T字形で事業を解析する、とは

染色と裁断の順番を図示したら何がわかるか T字形ER手法では、常に2つのentityをつないで(=binaryに)対照表を生成する。 3つ以上のentityをつないで(=N-aryに)対照表を生成することは禁じられている。 黒本P-66によれば、その理由は N-ary方式を使えば、ビ…

能書きはいいから、そろそろ

T字形のサンプルアプリケーションを作らなくてはならない。 今月末にリリースするのだ。 完全に正規化したデータベースで、またたきのレスポンスを実現する、というやつ。 でも今、社内に「渡辺幸三氏のCONCEPTWARE/財務管理をJavaで実装する」というスカン…

「データベース設計論」を読む(1)

ダメなコード体系は、SEが立て直せ T字形と出会った時に最も印象的だったのは、「顧客のコード体系に従ってデータを解析することによって、SEの恣意性を排除する」という考え方だった。 で、半年ほど、T字形はSEが顧客のコード体系に干渉することを禁じてい…