佐藤正美氏のセミナーを受けてきた


会社の金でセミナー受けてきた。
2年前に受けたときは興奮して帰ってきたが、今回は自分が2年間まったく的外れなことをしてきたことがわかってがっかりして帰ってきた。
いちばんインパクトがあったのが、T字形ER手法はやっぱりサロゲートキーを認めていないとわかったこと。
「コンピュータの内部で勝手に取った連番は、いちばん手に負えない」とのこと。
何が問題かというと「そういうものがあると、組織変更の時とかに大変なことになる」のだそうだ。何で?て話。
で、休憩時間に質問に行ったわけだ。「サロゲートキーがあるとコード体系の変更に強くなるんじゃないんでしょうか」と。
正美氏の答えはこう:

ダメなコードからはダメな構造しか出てこない。
ダメなコードに別名を付けてみてもダメな構造は変わらない。
構造を変えないと。

今こうやって書いてみると煮詰めるべき論点がいっぱいあるのだが、上記の答えを聞いた瞬間は、頭の中で「わかった!」という火花が飛びましたよ。「サロゲートキーは構造の問題を温存する働きをするだな」「サロゲートキーが邪魔になってシステムに実装できなくなる『外界の変化』というものがあるのだな」と。


今までT字形について書いたことは一回リセットして、正美氏に直接聞いたほんとのことを[TM]タグの下で書いていく予定。