データモデリングを覚えてからオブジェクトモデリングに興味を持つべき

UMLでオブジェクトモデリングする教科書として、豆蔵の人が書いた これだけでわかる!初歩のUMLモデリング―基礎から各種テクニックまで第一人者が伝授!! (@ITハイブックス) を読んでみる。
買ったときは何書いてあるのか分からなかったけど、T字形やってから読んだらすげえ分かる。1時間で半分読み終わるほどに。
歯切れの悪い書き方になっているところ*1が、どうして歯切れよく書けないのかとか、はっきり見える。
UMLモデリングというのは、何の流派でもいいからデータモデリングができるようにしてから、手を出すべきものだとわかった。


モデリングの結果は、「永続化」と「責務の割り当て」の両方を解決する1枚のクラス図になるようだ。
しかし、永続化可能なオブジェクトグラフと、やりたい処理が要求するオブジェクトグラフが一致する保障がどこにあるのだろう。
ここがクラス図でモデリングするという話の分からなさの根っこ。

*1:例えばP-66の、関連クラスなるものの説明のところ