何か知らないけど開発中にレガシーになってしまった
取引先がEJB(2.x)を使って、巨大なパッケージを3年がかりで開発しているのだが、去年EJB3.0のドラフトが出てから世間の空気が変わってしまって、なんだかリリースする前にレガシーになってしまったような風情。
先方がEJBを採用した理由は
- 生産性の高さ
- 先進的な技術を使っていますよ、というマーケティング的な意味合い
だったのだが、現実の開発はたいへん難航し、難航するうちにマーケティング的な意味もなくなってしまった。
これのお手伝いをして学んだことはいろいろあって、
- 3年後に全力で否定されるような技術を追っかけても仕方がない。10年残りそうな技術に賭けよう
- 業界標準とかベストプラクティスとかには斜に構えることにしよう
- 今流行っているものも3年後に全力で否定されているのかもしれない。今無敵の勢いのDIとかが将来叩かれる理由を、今考えておこう
何かもう、ひねくれてしまって、心が異端の技術にしか惹かれないのですよ。