大山康晴はなぜ強かったのか
羽生善治「決断力 (角川oneテーマ21)」より。
史上最強の棋士が十五世名人の大山康晴先生であることは、誰もが認めるであろう。
大山先生が六十九歳で亡くなる二年前。ガンの手術をしたあと、必敗の将棋を夜中の二時まで
粘りに粘って、最後に催眠術のようなものを使って逆転勝ちしたことがある。
私もそばでずっと見ていて心から感動したものだ。
いや、それって将棋が強いのと違うような...
羽生善治「決断力 (角川oneテーマ21)」より。
史上最強の棋士が十五世名人の大山康晴先生であることは、誰もが認めるであろう。
大山先生が六十九歳で亡くなる二年前。ガンの手術をしたあと、必敗の将棋を夜中の二時まで
粘りに粘って、最後に催眠術のようなものを使って逆転勝ちしたことがある。
私もそばでずっと見ていて心から感動したものだ。
いや、それって将棋が強いのと違うような...