フォトリーディングセミナーから1年半でどうなったか
2008年に読んだ本は雑誌込みで182冊。
2007年は146冊で、フォトリーディングを習ったのが007年6月だったから、2008年は全く腕が上がらなかったということになる。
ていうか今ほとんどフォトリーディングの練習してないんだけど、そしたらだんだん読むのが遅くなってきた。てことは練習してる間はちゃんと身に付いてたってことだ。
やっぱりフォトリーディングはただのインチキじゃないんですよ。インチキくさいけど。
あと、遅ればせながら去年の読書の総括。
2008年の収穫
技術書はダントツでこれがよかった。3年前に買って2年かけて読んだ。
- 作者: エンコアコンサルティング
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/07/07
- メディア: 大型本
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ていうか、他の本が頼りないというのが現状。内部については間違ったこと書いてる本が多い(例:「より効率の高いほかの方法が使えない場合にこの方法(=ネスト化ループ結合)を使う」とか)。
「基本原理編」がもっと売れたら続編も翻訳されるかもしれない。皆様も買ってあげてください。
ビジネス書では「まぐれ」にずいぶん考えさせられた。
- 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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著者タレブの考え方に従えば、成果を出しているから能力が高い、という考え方は組織を危険にさらす。
例えばトレーダーの業績評価を単年度で行うと、いちばん評価の高い人は、間違った戦略を取っている人の中から出てきてしまう。
彼らは数年間の好業績のあと、その全てを帳消しにするような巨大な損失を残して会社を辞める。
ウチなんかも成果主義ということになってるけど、何か落とし穴がないだろうか。
個人的な最大の収穫はお経関係。
- 作者: 中沢新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
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- 作者: 中村元
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1991/01/24
- メディア: 単行本
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岩波書店とか儲かってるのか知らないけど、本当にがんばっていただきたい。