フォトリーディングセミナーレポート(1) フォトリーディングとは何か
週末に嫁とフォトリーディングのセミナーに行ってきた。
講師は勝間和代さんの本で紹介されていた園先生。
いやー疲れた。そして面白かった。
セミナーでどんなことをするのかはそのうち書きます。
今日は、私がフォトリーディングとは何であると理解したか、という話を書きます。
というのは、受講規約的にいろいろ縛りがあるみたいで、先生が喋ったことをどこまで書いていいのか分からないから。
効果は?
セミナー受講中と受講後に、買ってから1年以上未読のままになっていた本2冊を読みきった。
こっちが5時間で
- 作者: ジム・コリンズ,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/12/18
- メディア: 単行本
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こっちが2時間半ぐらい。
~経営戦略の実効性を高める~ 情報システム計画の立て方・活かし方
- 作者: 柴崎知己
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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別に速読じゃねえじゃん、という時間だが、私にとっては格段の進歩だ。
どっちも買った後ちらちら見てたんだけど、正直面白くないのでさっぱり読めなかったのだ。無理して読んだら確実に寝る。名著なのにファンの方すいません。
それがフォトリーディングのテクニックを使うと5時間とかずっと興奮しながら読めるのだ。
フォトリーディングとは何か
フォトリーディングは、今回教わった「フォトリーディング・ホールマインドシステム」ていう体系の中の、手続きの一つ。
フォトていうぐらいだからページを見たらその映像が写真のように頭の中に入る...みたいなものなのかと思ってたら、全然違った。
どんなことするかというと
- ページの表面より遠くに焦点を合わせる。
- ページがぼやーっと見えるが文字は読めない。
- その状態を維持して、2秒に1回ページをめくる。
これでページの内容が無意識にダイレクトに流れ込む、ということになっている。
やってみても「読んだ!」「わかった!」という実感はない。が、なんとなく効いてる感じがする...
フォトリーディング・ホールマインドシステムとは何か
私の印象では、フォトリーディング・ホールマインドシステムの体系は以下の3層からなる。
好みに応じてつまみ食いしたり深入りしたりできるんじゃないかと思う。
1.常識層
まずは常識で納得できる読書術の層。
セミナーに出るまで、全ページに目を通すのが本当の読書で、斜め読み・飛ばし読みは本当の読書の劣化版だと思っていた。
が、斜め読み・飛ばし読みであっても、読後に思い出せる情報量が全ページに目を通した場合よりも多いのであれば、それは立派に「本を読み切った」ことになるのではないか。
実際にスーパーリーディング&ディッピングという飛ばし読みの技を使うと、全ページに目を通した場合よりも、読後にその本について語れることの分量が多くなる。これは、目次や見出しから10-20個の問いを立てて、本文中にその答えを探しに行く(答えに関係ないところは飛ばす)というやり方。この方法を使うと、携帯電話のマニュアルですら興奮しながら読める。
2.無意識活用の層
フォトリーディングすることで意識的な言語処理をパイパスし、直接無意識に情報を流し込む。無意識すげえ。
この辺から好き嫌いが分かれてくる。
「フォトリーディングで勉強してテストを受けたら、正解の選択肢が光って見えた」とか、そういう話が笑って受け入れられる人向け。
3.あっちの世界の層
あんまり表立っては語られないフォトリーディングの理論的背景の層。ここはもう私や嫁みたいな人向け。
例えば「人間は本を眼だけではなくて丹田からも読んでいる」みたいな話。チャクラがどうとか、など。
あと「技術はエネルギーだ」という話。上手な人から下手な人に流れ込むものである、と。
園先生は200ページの本を5分で読めたのが、インストラクターになってから15分かかるようになってしまったのだそうだ。
たくさんの初心者と日常的に接しているので、技術が吸い取られてしまったとのこと。
逆に我々は、フォトリーディングを独習するよりも金払ってセミナーに出たほうが上達が早い。園先生から技術を吸い取れるから。いやー行ってよかった。
次回はセミナーの中でどんなことするのか、もうちょっと書きます。