結婚式に行ってきた

土曜日に、高校の友人の結婚式に行ってきた。
おっさんになった同級生にたくさん会ったのだが、みんな立派になっていた。


歯科医になった男は、地元で開業する準備を進めている。
体育教師になった男は、剣道部を全道大会で優勝させた。
新婦と昔付き合っていた男は、いろいろ思うところがあるだろうに、おとなしく列席していた。
みんな大人になって、一生ものの仕事を得て、今居る場所にしっかり根を下ろしている。
私が一番フラフラしているんじゃないか。


自分はこの仕事を一生続けるのだ、という覚悟がないのだ。
そもそも、今あるシステムエンジニアという仕事があと30年存在し得るのか。
存在し続けるとして、自分がその世界で生き抜けるのか。
そんなことは予測できないのが当たり前で、分からないから全力で当たるしかないのだと思っていたが、これは後先考えない幼稚な態度ではなかったか。
「幼稚」はうちの会社の問題を集約するキーワードだ。いろいろ問題があるが、要するに幼稚なのだ。私もまたその問題を抱えている。